主題
- #ベンチマーキング
- #差別化戦略
- #サービス戦略
- #アプリ
- #F&B
作成: 2024-05-29
作成: 2024-05-29 22:39
ロッテリアでハンバーガーを食べていると、ふと疑問に思ったんです。
スマートフォンが進化し、普及したことで、デジタル・トランスフォーメーションなどにより、モバイルを通じてオフラインサービスを提供する時代になりました。それに伴い、多くの外食企業がアプリを通じて注文を受け、デリバリーを行うようになっています。
ロッテリアは、ロッテイッツというアプリで注文・配送が可能です。ロッテイッツは2020年にローンチされました。ということは、それ以前はこうしたサービスを提供していなかったということになりますが、ここで疑問が生じます。
他の企業、マクドナルドは、2014年にマクデリバリーアプリをローンチし、運営していました。ロッテリアは結局、マクドナルドをベンチマークしたということになりますが、表面的に見ると、ビジネス運営戦略を真似ただけではないでしょうか?アプリを真似るのではなく、独自の差別化戦略を立てることはできなかったのでしょうか?
このような疑問を持った理由は、業界は異なりますが、日本の自動車業界にあります。日本の自動車業界は、電気自動車の生産に積極的ではありませんでした。ハイブリッド車の技術力があり、売上もそれを支えていたからです。
それでも最近、本格的に電気自動車の生産に投資するとのことです。結局のところ、差別化戦略からベンチマーク戦略に移行したのです。
では、産業構造が変化し、国際情勢が変化し、文化が変化することで、ある企業が地位を確立すると、そのベンチマークは必須要素になってしまうのでしょうか?
あるいは、ベンチマークの後、サービス、要素、デザインなどに差別化を施せば、差別化戦略と言えるのでしょうか?
結局のところ、どの基準で差別化なのか、ベンチマークなのかを判断するのかという問題があるようです。どの時点、どの要素を見て判断するかにかかっているという、私なりの結論を導き出すことができそうです。
そうすると、私たちのサービスは、どの部分を差別化戦略として、どの部分をベンチマークすべきなのでしょうか。経営学専攻ではありませんが、経営学的な視点からの議論が面白そうです。
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